1年目の教師が乗り越えるべき課題と解決策:効果的な働き方のポイント

教師

4月から教師になる!という方に向けて私の経験を基にしたおすすめの働き方を紹介します。
これを読めば、効果的に働くことができると思いますのでぜひ読んでみてください。

教室管理について

まずは教室管理についてです。
新任者の多くの方がいきなり担任を持つことになると思います。
そこで自分のクラス・教室の管理は大切になってきます。

①きれいな教室を目指す

これに尽きます。4月は綺麗だったのに月日が経てばどんどん汚くなっていく教室をたくさん見てきました。
教室が汚いクラスは荒れる可能性が高くなります。
理由としては、教室が汚いとトラブルが増えるからです。
物が無くなった、落ちている物を友達に投げつけるなど二次被害も起きます。

教室は綺麗に管理しておいたほうがいいと思います。

②自分の基準を生徒に伝える

先生の求める綺麗はこの状態だというのを4月に必ず伝えてください。
そうすることで、仮に汚くなりつつあったとしても、今の状況はどう?と聞けます。
4月は綺麗だったのに今は?と生徒に問いかけることができるので楽です。

③自分自身もきれいにする 

教室を綺麗にするのは生徒だけではないということです。
自身が使う教卓の中を綺麗にしておきましょう。
生徒は必ずあなたの行動を見ています。

教材研究

教師の仕事は多岐に渡りますが、本来の仕事は授業です。
この授業準備、教材研究に時間がかかり労働時間が伸びている方が多いです。
しかし、私はそんなことはありません。ではどうするのかというお話をします。

長期休暇を利用する

教師には長期休暇があります。正確には生徒は来ないので落ち着いて準備ができるんですが…
生徒が夏休みだから教師も休もう!この考えを否定するつもりはありません。
休む時は休めばいいんです。しかし、長期休暇に次の学期の授業・テストが完成していたらどうでしょう。
とても楽になると思いませんか?

私は
春休みにGWまでの教材を用意する
GWに夏休みまでの教材を用意する
夏休み中に冬休みまでの教材を用意する
冬休み中に春休みまでの教材を用意する。
これで行動していました。

すると、かなり日々の放課後が楽になります。
授業を考えなくていいですから、生徒指導などのトラブルが終われば退勤できます。
生徒の実態に合わせて微調整をする必要があると思いますが、ぜひこれはやってみてほしいですね。

部活動は土日の片方はオフにする

近年教師の働き方改革が言われていますが、まだまだ進んでいない現状があります。
組織が変わらないのであれば自分自身が変わるしかないと思います。

私の自治体では、土日どちらも部活動をしていました。
しかし、私は自分が担当しているクラブを日曜日はオフに固定しました。
最初は上級生から不満が出てきましたが、私は毅然とした態度で
「あなたたちクラブをさせてもらっている立場です」
「ほぼボランティアでやっているので自分の時間もいるのは当たり前」
「休むことも大切」「練習量が多かったらプロになれるのか」
といったことを生徒に伝えていました。

保護者からも意見の電話がありましたが、同じことを伝え、実行しました。
チームは練習量が減りましたが、その分練習中の時間の使い方が上手くなり
練習の濃さがかなり濃くなりました。
その結果、チーム初の県大会まで進みました。
まずは自身で改革をしていった方がいいと思います。
働くのはあなた自身ですから。

適度に有給を使う

私は1か月に1回は平日に有給を取得すると決めていました。
そうすることで、かなり余裕が生まれます。

平日にカフェに行ったり、映画館に行ったり…
有給の理由を聞かれたとしても「私用で…」で大丈夫です!
自分の時間を大切にしましょう!!

あなたがいなくても学校はまわります!
というか、まわさないといけないので気にしなくて大丈夫です。

空きコマの使い方

私は空きコマを1時間は休憩、その他の時間を事務作業に充てていました。
休憩時間は大切ですから、同僚と話したりコーヒーを飲んだりのんびりしていました。

事務作業を空きコマでどれだけ終わらせられるかで退勤時間が変わります。
余裕があればここで教材研究や授業案の手直しをすれば良いと思います。

終わりに

あくまでも、これは私の例ですので自身が働きやすいようにしてもらえばと思います。
私は今年度(2024年3月末)で教師を辞めITエンジニアとして働き始めます。
また1年目として教師の経験を活かせるように頑張ります。一緒に頑張っていきましょう!

プロフィール
記事作成者
kanade

学生時代にモデル経験あります。
中学生の時からの夢を叶え新卒で中学校教員へ。

6年間中学校で勤務した後、IT業界へ転職成功。

教師の転職、教師の実情について発信します。

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